レファレンス室展示
「本にまつわるあれこれ」
「書皮(ブックカバー)」には、本を包むというささやかな行為の中に、日本ならではの美意識が宿っています。
「蔵書票」は本の持ち主を示す小さなラベルですが、そのデザインには個性や芸術性が凝縮されています。
また戦前の書籍によく見られる「検印」も、控えめながら味わい深い存在です。ひとつの本に込められた時代ごとの特色や、日本人の細やかな心遣い、美意識の豊かさを楽しんでください。
New「浮世絵とジャポニズム」
NHK大河ドラマでも取り上げられた「蔦屋重三郎」は、江戸の出版界が描かれ、浮世絵も注目を集めました。
今回は「浮世絵とジャポニズム」と題して、浮世絵が西洋絵画にあたえた影響を紹介します。